敵の白目が見えるまで

なんだと思う? これね、

18世紀の鉄砲(CV.中井貴一)

K.T.W.製:フリントロック・カービン  岩手県はK.T.W.の工場より、ついに返ってきました。修理に出してからおよそ二カ月。おかえり、ちょーおかえり

材質は木製(ブナ材、オイル仕上げ)、黒い部分は亜鉛合金、金色の部分は亜鉛合金+真鍮メッキ
これだけを見てもずいぶん豪華な仕様っすね。その分お値段は実売34000円と、エアコキにしては結構お高め
(参考までにマルイのVSR-10リアルショックが18700円。たっけぇ

ってもまぁ、この外見なら値段相応と言ったところですかね。そうだと言って、おねがい

で、このエアガンのモデルとなった『ブラウン・ベス』が使用されていたのは主に18世紀。この頃の著名な戦争と言えばアメリカ独立戦争(1775~1783)ですね。イギリスの兵士たちに支給されていました
海外への輸出含め、運用されていた期間はおよそ120年。大ベストセラーっすね、イギリス人やばい 


で、このフリントロック・カービン。あまりよく見えない部分も結構凝っていらっしゃるもんで、眺めてるだけでも十分に楽しい
『LONDON』だって。施されたエングレーヴがとっても御洒落。

ホップの調整は、エングレーヴの端っこにチョンッと空いてる穴っぽこから。ここに六角レンチを突っ込んで捻ることで調節可能 (ただし、かけすぎると弾が詰まって最悪チャンバーが死ぬ。っていうか死んだ )

〜撃ち方〜
画像の通りにハンマーと当たり金を操作して、トリガーを引く。初速は70m/s程度とまぁ控えめな数字。これ以前に販売されていたフリントロックピストル。そのバレルを延長しただけで中身は同じなんで、当然と言えば当然か……この時点でゲーム向けじゃねぇわな (んて、画像の当たり金のとこ1じゃなくて2ですねこれ)
とはいえ使用した感じ、集弾性は高いみたいなんで、まるっきり戦えないってわけでもないかも

そして、ここでも注意点。発射前の手順なんですけど、当たり金起こすの忘れたままトリガー引くと内部が損傷。最悪一発でぶっ☆壊れますっていうか壊れた

こんな風に文章にすると、欠点がかなり目立つように見えますね。けどまぁ、この外見、材質はマスケットスキーにすればかなり魅力的。特にハンマー起こした時のカチッという音と感触は、一度体感すると病みつきになるレベル。あぁ……たまんね……

撃って楽しい、見て楽しい、この一丁。ブラウン・ベスが大活躍する映画、メル・ギブソン主演のパトリオットと一緒にいかがでしょう?